
ワーホリ費用を比較|イギリス・オーストラリア・カナダ【2026年版】

ワーホリの行き先を決めるうえで、いちばん気になるのは「結局いくらかかるのか」ではないでしょうか。この記事では、イギリス・オーストラリア・カナダの3か国について、ビザ代、初期費用、毎月の生活費、働いたときの収入の目安を並べて比較します。
目次
先に結論:お金だけで選ぶなら、国ごとの特徴はこう違う
- イギリス:ビザ・初期費用は3か国で一番高め。生活費も高いが、最低賃金の水準も高く、2年間の滞在が可能
- オーストラリア:最低賃金が高く、収入と生活費のバランスは3か国のなかでもっとも有利になりやすいが、日本人過多+政府が方針変更を議論中
- カナダ:ビザ代と生活費は抑えめ。ただし賃金も低めで、貯金のペースはゆるやか
「どこが一番お得か」は、何を重視するかで変わります。費用だけでなく、2年間の滞在、ヨーロッパへの旅行しやすさなど、お金以外の価値も合わせて考えてみてください。
この記事の前提(為替レート)
円換算は、2026年10月9日の終値を使っています。
- 1ポンド=209.42円
- 1豪ドル=110.54円
- 1カナダドル=111.04円
※為替は日々変動します。また、各国の学校費用や保険料など一部の金額は、出典ページが使っている為替レートで円換算されたものをそのまま掲載しています。
① ビザ・申請にかかる費用
| イギリス | オーストラリア | カナダ | |
|---|---|---|---|
| ビザ申請料 | £340 | A$840 | C$184.75(IEC参加費)+C$100(就労許可の手数料)+C$85(生体認証)=C$369.75 |
| 医療費(IHS) | £1,552(2年分) | なし(別途保険で対応) | なし(別途保険で対応) |
| 合計の目安 | 約39.6万円 | 約9.3万円 | 約4.1万円 |
| 資金証明 | 28日間、£2,530(約53万円)以上 | 公式サイトで要確認 | 公式サイトで要確認 |
イギリスだけビザ費用が突出して高く見えるのは、2年分の医療費(IHS)を先払いするためです。IHSを支払うと、イギリス滞在中は公的医療(NHS)を利用できます。
② 初期費用:航空券・保険・語学学校
| イギリス | オーストラリア | カナダ | |
|---|---|---|---|
| 航空券 | 往復 約25万円 | 往復 約24万円 | 往復 約24万円 |
| 海外保険(1年) | 約25万円 | 約30〜46万円(年齢による) | 約25万円 |
| 語学学校(月額) | 約30万円(ロンドン) 約25万円(地方都市) | 約20〜28万円 | 約20〜28万円 |
※航空券は、出典の前提(往復・片道)が異なるため、そのまま比較できません。
③ 毎月の生活費
| イギリス(ロンドン) | オーストラリア(都市部) | カナダ(バンクーバー) | |
|---|---|---|---|
| 家賃(シェアハウス等) | 約10〜18万円 | 約14〜21万円 | 約8〜15万円 |
| 食費 | 約5〜8万円 | 約4〜5万円 | 約3〜4万円 |
| 交通・通信・雑費 | 約5〜6万円 | 約2〜3万円 | 約4〜5万円 |
| 合計の目安 | 約20〜32万円 | 約20〜29万円 | 約15〜24万円 |
※合計は、上の項目を足し合わせた参考値です。
※オーストラリアの家賃は、シドニー近郊で週A$380〜430(月に直すと約18〜21万円)という目安です。郊外では週A$300(約14万円)程度が目安とされています。
※家賃は都市や住居の種類によって大きく変わります。ホームステイは別途1か月13〜20万円前後が目安です。
④ 最低賃金と、働いたときの収入イメージ
| イギリス | オーストラリア | カナダ(BC州) | |
|---|---|---|---|
| 最低時給 | £12.71(約2,660円) | A$26.44(パートタイム)/A$33.05(カジュアル)(約2,920円/約3,650円) | C$18.25(約2,030円) |
| 週30時間働いた場合の月収(税引前) | 約40万円 | 約38.0万円(パートタイム)/約47.5万円(カジュアル) | 約26.3万円 |
※月収は「時給×週30時間×約4.3週」で計算した目安で、実際の収入は仕事の見つかり方や職種で大きく変わります。
※税金や社会保険が差し引かれるため、手取りは少なくなります。
※カナダはBC州(バンクーバーのある州)の最低賃金の例です。州によって異なります。
「収入−生活費」でざっくり見ると
上の表の生活費の中間値と、最低賃金で週30時間働いた場合の収入を比べると、毎月の余裕は次のようなイメージです(税引前、家賃込み)。
- イギリス:収入 約40万円 − 生活費 約30万円 = 約+10万円
- オーストラリア:収入 約38.0万円 − 生活費 約24.5万円 = 約+13〜14万円
- カナダ:収入 約26.3万円 − 生活費 約19.5万円 = 約+7万円
あくまで「最低賃金で、安定して週30時間働けた場合」の参考値です。実際には仕事が決まるまでの期間や、シェアハウスの条件、為替によって大きく変わります。
数字だけで決めないほうがいい理由
収入と生活費のバランスだけを見ると、オーストラリアが有利に見えます。それでもイギリスを選ぶ人がいるのには理由があります。
- 滞在が最初から2年間:追加の条件なしで、仕事探しに時間をかけやすい
- ヨーロッパが近い:休日にフランスやイタリアなど、他国へ気軽に旅行できる
- キャリアや経験の幅:ロンドンのような世界的な都市での就労・生活経験
「たくさん貯めたい」のか、「経験の幅を広げたい」のか。この優先順位で、選ぶ国は変わります。
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