
「ロンドンって物価が高そう…実際どれくらいかかるの?」
イギリス留学を考えるとき、誰もが気になるのが現地の物価とリアルな生活費。確かにロンドンは世界有数の高物価都市ですが、スーパーをうまく使えば日本より安く手に入るものもあるのがイギリスの面白いところです。
このページでは、外食・スーパー・交通費・娯楽まで、留学生目線でロンドンの物価を具体的な金額とともに解説します。上手な節約法も合わせてご紹介しますので、渡航前の予算計画にぜひ役立ててください。
※金額はすべてポンド(£)表示で、1£=210円換算の目安を括弧内に記載しています。為替レートにより変動します。
目次
実は日本より安いかもしれないもの
「ロンドンは何でも高い」と思いがちですが、スーパーを活用すると日本より断然安く手に入るものが意外とたくさんあります。渡英したら、ぜひ積極的に活用してみてください。
全粒粉パン(800g一斤)
TescoやLidlのプライベートブランドの全粒粉食パン(800g)は£1.00〜1.75(約210〜368円)程度。日本のスーパーでは全粒粉食パン一斤が300〜500円以上することも多く、クオリティと価格のバランスで言えばイギリスのほうがかなりお得です。
クロワッサン・パン・オ・ショコラ
イギリス最安値スーパーに選ばれたこともあるLidlは、店内で毎日パンを焼いており、**オール・バター・クロワッサンが£0.59(約124円)、パン・オ・ショコラが£0.69(約145円)**程度。日本のカフェやパン屋で同クオリティのものを買えば200〜350円は当たり前です。日本で毎朝買っていた方にとっては、思わず「え、安い!」と声に出してしまうレベルです。
ミールディールのスムージー
TescoのミールディールにはInnocentやNakedなどのスムージー(300ml)が含まれますが、これを単品で買うと£2.50〜3.00(約525〜630円)。ところがミールディール(£3.40〜3.90)を選べば、サンドイッチ+スナック+このスムージーが全部セットになります。つまり実質、スムージー分がほぼ無料に近い感覚でつけられます。
牛乳
イギリスの牛乳は、北海道の牛乳と比べても同じくらい美味しいです。(個人の感想ではありますが)
また価格も日本と同等程度で非常にありがたいタンパク質源、カルシウム源になります。
バター(250g)
Tesco・Lidlのプライベートブランドバターは£1.89〜2.20(約397〜462円)程度。日本のスーパーで売っている輸入バターと比べてもリーズナブルです。
バナナ・りんごなどのフルーツ
バナナの房が£0.80〜1.20(約168〜252円)、りんご6個入りが£1.00〜2.00(約210〜420円)など、日常的なフルーツは全体的に安め。毎日の朝食に取り入れやすい価格帯です。
パスタ・ライス(主食)
パスタ500gが£0.70〜1.50(約147〜315円)と非常に安く、自炊派には頼もしい存在。ライスも1kg£1前後のものがあり、日本食に近い食生活を安く維持することもできます。
スーパーをうまく使えば、食費はかなり抑えられる
日本で「パン屋でクロワッサン」「コンビニでスムージー」と習慣的に買っていたものが、イギリスのスーパーではずっと安く手に入ることも。毎日の小さな節約が、1ヶ月の生活費に大きな差をもたらします。外食をすると一気に高つきます!
食費:外食編


カフェ・軽食
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| 品目 | 価格目安 |
|---|---|
| エスプレッソ | £2.50〜3.00(約525〜630円) |
| ラテ・カプチーノ | £3.50〜5.00(約735〜1,050円) |
| クロワッサン・ペイストリー(カフェ) | £2.00〜4.00(約420〜840円) |
| サンドイッチ(カフェ・ベーカリー) | £3.50〜6.00(約735〜1,260円) |
| フィッシュ&チップス(テイクアウト) | £7.00〜10.00(約1,470〜2,100円) |
| ケバブ・ラップ(テイクアウト) | £7.00〜9.00(約1,470〜1,890円) |
レストラン
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| 種類 | 価格目安(1人あたり) |
|---|---|
| ファストフード(マクドナルドなど) | £8.00〜10.00(約1,680〜2,100円) |
| カジュアルなレストラン(ランチ) | £10.00〜20.00(約2,100〜4,200円) |
| パブランチ(フードつき) | £15.00〜22.00(約3,150〜4,620円) |
| カジュアルなレストラン(ディナー) | £15.00〜30.00(約3,150〜6,300円) |
| エスニック系レストラン(中華・インド・中東など) | £10.00〜18.00(約2,100〜3,780円) |
観光地周辺のレストランは3〜5割増しになることも
タワー・オブ・ロンドンやコベントガーデン、ピカデリーサーカス周辺のレストランは数ブロック離れた同等の店より割高になることが多いです。地元の人が通うエリアで食べることで費用をぐっと抑えられます。
食費:スーパー編


TescoとLidl、どちらを使う?
ロンドンで留学生に特に人気なのがTescoとLidlの2大スーパーです。
Tesco(テスコ)はイギリス最大手で、ロンドン中心部にも「Tesco Express」という小型店舗が多数あり、授業帰りにふらっと立ち寄りやすいのが特徴です。スマホアプリでClubcard(無料の会員カード)を登録すると割引価格が適用され、ミールディールもClubcard価格のほうがお得です。(Clubcardは日本国内ではダウンロードできないので、渡英してからスマホでダウンロードする必要があります。)
Lidl(リドル)はドイツ系のディスカウントスーパーで、2025年には品質調査で英国最安値スーパーに選ばれたこともある、コスパ重視の留学生の強い味方。特に店内ベーカリーのクオリティが高く人気です。
その他にTescoに似た形式のスーパーでSainsbury’s(セインズベリー)もあります。
Tescoのミールディール(留学生の定番ランチ)


イギリスに来たら必ず一度は試してほしいのが「ミールディール(Meal Deal)」。サンドイッチやラップなどのメイン+スナック+ドリンクがセットになったお得なランチパックです。
| 価格 | |
|---|---|
| Tesco ミールディール(Clubcard会員) | £3.40(約714円) |
| Tesco ミールディール(通常価格) | £3.90(約819円) |
ドリンクにInnocentスムージー(単品£2.50〜)を選ぶのが「ミールディールの賢い使い方」として留学生の間で定番になっています。サンドイッチ・スナック・スムージーが全部セットで£3.40は、どう考えてもお得です。
スーパーの単品価格例
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| 品目 | 価格目安 |
|---|---|
| 食パン(800g・全粒粉) | £1.00〜1.75(約210〜368円) |
| クロワッサン(Lidlベーカリー) | £0.59〜(約124円〜) |
| パン・オ・ショコラ(Lidlベーカリー) | £0.69〜(約145円〜) |
| 卵(6個) | £1.50〜2.50(約315〜525円) |
| 牛乳(2L) | £1.30〜1.80(約273〜378円) |
| バター(250g) | £1.89〜2.20(約397〜462円) |
| 鶏むね肉(500g) | £2.50〜4.00(約525〜840円) |
| パスタ(500g) | £0.70〜1.50(約147〜315円) |
| りんご(6個入り) | £1.00〜2.00(約210〜420円) |
| バナナ(房) | £0.80〜1.20(約168〜252円) |
| インスタントラーメン(1食) | £0.30〜1.00(約63〜210円) |
交通費:Wise・Revolutのデビットカードで乗る


ロンドンの公共交通機関は、コンタクトレス決済(デビットカード・クレジットカード)で乗車するのが留学生にとって最もスマートな方法です。当社ではWiseまたはRevolutのデビットカードを使った交通費管理をおすすめしています。
なぜWise・Revolutがおすすめ?
- カードをタッチするだけで乗車できる(Oysterカードの購入・チャージ不要)
- 日本円からポンドへの両替手数料が安い
- 交通費の履歴がアプリで管理しやすい
- TfLのWeekly Cap(週間上限)が自動適用される
Weekly Cap(週間上限)は自動で適用される
コンタクトレス決済にはWeekly Cap(週間上限金額)が自動で設定されており、上限に達したらそれ以上は引き落とされません。別途トラベルカードを購入する必要はなく、Wise・Revolutカードをそのままタッチするだけで、最もお得な運賃が自動計算されます。
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| ゾーン | 1日上限 | 週間上限 | 月の交通費目安 |
|---|---|---|---|
| バスのみ(全ゾーン) | £5.25 | £24.70(約5,187円) | 約£99(約20,790円) |
| Zone 1-2(地下鉄+バス) | £8.90 | £44.70(約9,387円) | 約£179(約37,590円) |
| Zone 1-3 | £10.50 | £52.50(約11,025円) | 約£210(約44,100円) |
重要:公共交通機関で使うカードは必ず1枚に統一する
Weekly Capは同じカードで乗車した分だけ累積されます。WiseとRevolutを日によって使い分けたり、途中でクレジットカードに切り替えたりすると、それぞれ別々に上限が計算されてしまい、割高になることがあります。交通費の支払いは必ず1枚のカードに統一してください。
無料で楽しめるロンドンの博物館・スポット


ロンドンの大きな魅力のひとつが、世界トップレベルの博物館・美術館の多くが無料で入場できること。週末の過ごし方や放課後の時間を、お金をかけずに充実させることができます。留学中に何度でも訪れてほしいスポットばかりです。
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| 施設名 | 入場料 | 特徴 |
|---|---|---|
| 大英博物館(British Museum) | 無料 | ロゼッタストーン・エジプトのミイラなど世界の至宝が集結 |
| 自然史博物館(Natural History Museum) | 無料 | 恐竜の骨格・地球の歴史・生命の進化を体感。要事前予約 |
| ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A) | 無料 | ファッション・デザイン・美術の殿堂 |
| サイエンスミュージアム(Science Museum) | 無料 | 科学・技術・宇宙の歴史を体験型展示で学ぶ |
| テート・モダン(Tate Modern) | 無料 | テムズ川沿いの現代美術館。建物自体も見どころ |
| 国立美術館(National Gallery) | 無料 | ゴッホ・モネ・ダ・ヴィンチの作品を鑑賞 |
| テムズ川沿いの散策 | 無料 | タワーブリッジ・ロンドンアイを外観から楽しめる |
| ハイドパーク・リージェントパーク | 無料 | 緑豊かな公園でピクニック・読書・散歩 |
1ヶ月・1週間の生活費シミュレーション
前提条件
- 滞在:ホームステイ(朝食・夕食の2食つき)
- 語学学校に通学中(月〜金)
- 昼食・週末の食事・交通費・雑費は自費
週間生活費の例
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| 項目 | 節約パターン | 普通パターン | 使いすぎパターン |
|---|---|---|---|
| 昼食(5日分) | £17〜20(ミールディール中心) | £30〜50(カフェ・外食混在) | £60〜100(毎日外食) |
| 週末の外食・カフェ | £10〜20 | £30〜50 | £60〜120 |
| 交通費 | £44.70(Weekly Cap・Zone 1-2) | £44.70 | £44.70 |
| 間食・飲み物 | £5〜10 | £10〜20 | £20〜40 |
| 雑費(日用品など) | £5〜10 | £10〜20 | £20〜50 |
| 週計 | 約£82〜105 | 約£125〜185 | 約£205〜355 |
| 月換算(×4) | 約£328〜420 | 約£500〜740 | 約£820〜1,420 |
| 月換算(円) | 約6.9〜8.8万円 | 約10.5〜15.5万円 | 約17.2〜29.8万円 |
こんな生活をすると出費が増える
ホームステイで2食ついていても、以下の行動が重なると生活費が一気に膨らみます。
毎日カフェでコーヒーを買う
1日£4〜5のラテを毎日買うだけで、月に£80〜100(約1.7〜2.1万円)。スーパーで豆乳や牛乳を買って部屋で淹れるだけで大幅に節約できます。
週末のたびにレストランで食事する
カジュアルなレストランでも1回£20〜30(約4,200〜6,300円)。週2回の外食を毎週続けると、それだけで月£160〜240(約3.4〜5万円)の出費になります。エスニック系レストランやマーケットのストリートフードを活用すると、同じ外食でも費用が半分以下になることも。
観光地周辺の飲食店を使い続ける
コベントガーデン・ソーホー周辺は同じメニューでも割高。少し離れるだけで同じ食事が3〜5割安くなることもあります。
パブで毎晩飲む
ビール1杯£6〜8(約1,260〜1,680円)。週に2〜3回のパブ通いが習慣になると、月に£160〜360の追加出費になることも。
Uber Eats やDeliverooを頻繁に使う
配達手数料・チップ込みで1食£20〜30以上になることも。たまの贅沢にとどめましょう。
まとめ:ロンドンは高いけど、工夫次第で楽しく暮らせる
ロンドンの物価は日本より全体的に高く、特に外食と交通費が家計に響きます。でも裏を返せば、スーパーを使いこなし、無料の博物館を活用し、交通費を自動管理すれば、想像より豊かな留学生活が送れます。
- 昼食はTescoのミールディール(Clubcard価格£3.40)を活用
- Lidlのベーカリーで朝食を格安調達
- Wise・Revolutカードで交通費のWeekly Capを自動適用
- 無料の博物館・公園で週末を充実させる
- 自炊と外食のバランスをコントロールする
ホームステイ2食つきの前提なら、この5つを意識するだけでかなり生活費を抑えることが十分可能です。
最初の1〜2週間で自分なりの「生活の型」を作ることが、ロンドン留学を長続きさせる最大のコツです。


